カップの2のカードの意味

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心が通じ合う|良好な人間関係|絆|協調|共感|育まれる愛情や友情
解説
このアルカナのテーマは、二人の人間の間に愛が通い合うことです。
正位置ではそのような状況と、それがもたらす喜びを表わし、逆位置はそれが達成されない状況とそれが得られない不幸とを表わしています。
正位置と逆位置が同じ意味とする解釈もあります。
自分が占うときにはインスピレーションを大事にしましょう。
ライオンがまた出てきました。大アルカナの力でもライオンが出てきましたが、ライオンは燃える欲望の象徴です。
ライオンの頭には鳥の翼がついています。鳥の翼は、天使の翼とおなじように、よい精神性を象徴します。
欲望がよいかたちで精神的に昇華されたことを象徴しています。
ライオンの頭は、二匹の蛇がからみつく杖の上に乗っています。この杖は知恵の杖です。
知恵によって、燃える欲望が精神的な関係に昇華されたことを表わしています。
燃える欲望を昇華させた精神的なものとはなんでしょうか?もちろん、本当の愛のことです。
欲望にふりまわされて打算的な関係に走ったり、欲望を否定して本当の自分を表現できない愛で妥協したりしなかったからこそ、真実の愛を手にすることができたのです。
正位置の
キーワード
- 愛情や友情が育まれる
- 欠点を補うことのできる良い関係
- 真実の愛情を知る
信頼と思いやりで紡ぐ関係
恋愛面はもちろん、仕事や趣味など、公私ともにパートナーとなる人物との良好な関係を表します。互いに長所を伸ばし、欠点を補うことのできるバランスの取れた関係が生まれるきざしです。言葉にしなくても、互いにわかり合うことができる快適な関係です。そこには自分のことより相手を思いやる、心温まる鮮があります。そうした交流によってますます結び付きも強まり、より高い目標に向かつて力を合わせることができるようになるでしょう。
愛、セックス、結婚、友情、協力、共感、共同。これらの始まり。
人間関係、心の選択、深い感情、肉体的結合、相性、援助、支援、協力、再結合、和解、性格の一致、一対ーの付き合い、笑い、喜び。
新しい仕事を見つける。
コミュニケーションが確立され満足する。 援助を受ける。
見えない壁、見えない干渉がとりのぞかれる。
逆位置の
キーワード
- 誤算によって破綻する愛情関係
- 一方通行の思い
- 伝わらない気持ちに不満を感じる
相手を思う気持ちがあるなら冷却期間も必要
相手を思つての言動が逆に関係を悪化させてしまったり、思いがけない誤解を招いてしまったり。カップの2の逆位置は、コミュニケーションの不調と、それによる関係性の破綻、終駕を表します。もがけばもがくほど、あせればあせるほど、関係がこじれてしまう場合もあるでしょう。ここで大切なのは、決して互いが相手を悪くは思っていないということです。
誤解を解くための話し合いが必要か、もしくは相手と少し距離を置くほうが賢明かなど、熟考してみましょう。
別離、離婚、セックスの不一致、満たされない愛、気まずさ、形だげの付き合い、友人が離れていく。
すばらしい申し込みや提案を受ける。しかし、それは最初の印象ほどよいものではないかも知れない。
内心、この問題はどうやってもうまい解決方法がないのではないかと心配になる。
メモ
時間的変化
●正位置
経済的、職業的、社会的に思わぬところから思わぬ時に援助を受ける。
●逆位置
自分の意思を伝えても、好意的な反応が帰ってこない。不一致な点ばかりが目だつ。