ワンドの王子のカードの意味

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誠実な人物|誠意ある恋人|伝令者|信頼の置ける人物|潜在能力|忠誠|使者|安心して任せられる人物|アシスタント|盟友
解説
このアルカナのテーマは、安心して任せられることです。
正位置ではそれが招き寄せる好結果に焦点が当たり、逆位置ではその反対の状態であることと、そのような状態が招き寄せる悪い結果に焦点が当たっています。
自分の中にあって自分を制限する障壁を克服しようとしている人物や、自分の中の理惣を実現するためにこれまでの壁を破ることを恐れない人物を表わします。
・忠実、誠実、信頼のおける人物
・大事な問題や用件を任せてもよい人物
・表面的には目だたないが、隠れた存在で満足している人物
・なにか新しい知らせをもたらす人物
・フィアンセ、求婚者、恋の仲介者
正位置の
キーワード
- 新しいやり方でうまくいく
- 友人や恋人と深い会話をして相手の気持ちを知る
- 仕事で様々な立場の人とうまくやれる
決してスタートは早くないが熱意を持続するエネルギーがある
若いながら自分の力を過信しない謙虚さの持ち主。実直で勤勉、頭の回転が速い魅力的な人物を表します。誠実で慎重な面があるので、スタートするまで時聞がかかるものの、いったん走り出してしまえば、たゆまぬ努力と熱意を持ち続けることができるでしょう。また、重要なメッセージや、それを運んでくれる伝令者を示す場合もあります。責任ある言動、頼れる行動力、そして周囲との調和を考えて判断する能力がある、とも考えられます。
リピーター(馴染み客)、仕事仲間や社会的なコネを通じて成功できる。
仕事の依頼あるいは、仕事を得るチャンス。やるだけやってみて、努力するほどのことはないと感じる。
逆位置の
キーワード
- 誤解を招きやすい行動
- 必要とされている事をやりたいと思えない
- 自分の無力さにまだ気がつけないでいる
自分が思っているような事をするには時期がまだ早い
礼儀知らずで無作法な人物、カもないのにやたらと自分勝手な言動に終始するタイプを表します。意固地で年長者の言うことを聞かない一面も見られます。また、夢ややりたいことはあっても、力不足や周囲からのサポートを得られないため、なかなか実現できない状況を示す場合もあるでしょう。いずれにしても、己の非力さや経験不足を謙虚に受け止め、努力する必要があります。小生意気なことばかり言っていたのでは、自分が損をするだけです。
うそ、デマ、不幸な知らせ、誤解、優柔不断、不安定、スキャンダル。
思ったほどよくない。それで、堪えることになる。 もっといいはずなのに、なぜそうでないのかと悔しい思いをする。
別の機会に延期しなければならなくなり、失望する。 あなたを求めている人をあなたは求めていない。
メモ
時間的変化
●正位置
ちがった角度から課題を分析し、総ざらいしてみる。いろいろ考えるが、行動の時がくるまで、実際に行動をしようとはしない。この期間の終わりに、向こうからチャンスがやってきて、願いがかなう。新しい求婚者を引き寄せる。
●逆位置
次第に安定した状況がゆらぎ、不安定になって行く。情報は、混乱して、どれが本当でどれがデマなのかが分からなくなり、行動の指針がたてられない。