ワンドの10のカードの意味
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前途多難|抑圧|重荷|圧迫|決定|苦難の道|分不相応|圧迫|重圧|制御不能な事態
解説
このアルカナのテーマは、重い責任や高い理想からくるプレッシャーです。
正位置では、棒を抱えている人物に焦点が当たり、逆位置では、俸の方に焦点が当てられます。
正位置では、この男が棒を運ぶのをやり遂げることが暗示され、逆位置では、途中で挫折し、放棄することが暗示されています。
彼がかかえきれないくらいたくさんの杖を運んでいるのは、彼が高い理想、を持っていることを示しています。
目的とするところまですべての杖を運んでゆけるのか、それとも何本かを途中で捨てることになるのでしょうか。杖を捨てるのは簡単です。それはいつでもできます。
理想もそれと同じく、いつでもあきらめたり、現実に合わせて低くすることは可能です。彼の姿はこういったことも暗示しています。
このアルカナでは、若者が背中を見せていることに注意してください。人の背中は、 その人の人生の重みの象徴なのです。
正位置の
キーワード
- 大きすぎる目標
- 忍耐と積み重ねの成果として成功・結果を手にする
- 困難や重圧に耐えて解決するまで努力を続ける
荷が重すぎて自分の手には余る可能性がある
自分の力量を超えた課題に直面し、圧倒されてしまうことを表しています。それは自らが選んだ結果であるかもしれませんし、あるいは押し付けられてしまったことかもしれません。いずれにしろ重圧に押しつぶされてしまう前に、何らかの方策を取る必要があるでしょう。一人で抱え込まず、誰かに助けを求めるのも案です。場合によっては、思い切って放棄するのも一つの勇気と言えます。自分の力を冷静に判断することが必要です。
ひとつの場所から別の場所への大きな移動あるいは変化、計画、実行、苦労して進むこと、新しい方法を実地に応用し、根づかせること、プロジェクト、成功・結果への道。
予期せぬキャリア上の好機が訪れる。経済的困難にも負けない。
満足のゆく結果が得られるまで努力していると、緊張を解きほぐすような新しい可能性が聞けてくる。
逆位置の
キーワード
- 諦めることで叶えられる願望が出てくる
- 何か大切なものを手放さなくてはいけない時期が来ている
- 重荷になっているのに我慢して続けようとしている事がある
一部を手放すことで成功できる兆し
ワンドの10の逆位置は、重庄に耐え切れなくなって大切なものやずっと維持してきた事柄を手放さなくてはならない状況を表しています。いよいよ限界にきた、という感じです。
ただ、それでかえって重荷がなくなり楽な状態になる、そして新しいことを始められるという、別の可能性も生まれますから、下手な言いわけをしたり、自分の心を偽るのではなく、落ち着いて状況を見極めましょう。最低だった気分が徐々に上向きになってくるきざしもあります。
当てにならない、信用できない、反対、反逆、裏切り、トラブル、密通、浮気、うそや偽りでごまかす、陰謀、策略。
ゴールに向かつて注いでいるエネルギーが、まだ十分ではないような気がする。 さんざんいろいろな乙とをいい、実行したが、結局は失敗するのではないかと弱気になる。
あらゆる努力がむなしいような気がする。 自分の夢は永遠に実現されないのではないか。
自分の仕事は完成するまでに永遠の時聞がかかるのではないかという気がして、滅入ってしまう。
メモ
時間的変化
●正位置
不可能と思えた状況に光が射す。
制約がとり払われる。 たくさんの仕事をやり遂げなければならなくなりそう。私的にも公的にも次の展開ステージが始まりつつある。
これまでのものと新しいことを同時にやらなければならなくなる。
●逆位置
長い曲がった道がえんえんとつづく予感がする。 短期決戦は望めず長期化しそう。