恋愛について占っていて悪魔のカードが出た場合の解釈
2019年03月02日
最終更新日2019年04月08日

カードの中には、結果に出るとあまり嬉しくないと思われるカードもありますね。
例えば死神のカードなど、絵柄や名前が怖い印象にカードがそれに当たります。
以前「復縁を占って死神のカードが出た時の解釈」として1つ記事を書かせていただいたのですが、今回は「悪魔」のカードが出た場合の解釈をしてみようと思っています。
悪魔のカードも、大アルカナの中ではあまり明るい印象があるカードではありませんね。
絵柄を見ると、男女が鎖に繋がれている様子が描かれています。
2人を縛っているのは悪魔(デビル)です。
悪魔は、人間の欲望や誘惑に負けてしまう気持ちを表しています。
首にかかった鎖を見ると、自ら鎖を外して逃げようと思えば逃げられそうな「ゆるさ」であることにも注目したいところです。
自分の強い意志があれば、今の状況を変えることができると読み取れます。
このカードの意味は束縛や身動きが取れない状況の象徴であり、外的環境に囚われていることを示唆しています。
仕事や家庭の事情でどうしても自由が効かなかったり、恋愛でいうなら束縛される関係であったり腐れ縁などが考えられます。
人間の心の奥にある欲望に負けてしまうというような意味合いもあります。
逆位置として出ると、そのような悪しき習慣から解放されるという解釈をします。
ざっとカードの絵柄からの印象や、本来の意味を解説してみましたが、早速、占う内容と悪魔のカードが出た時の解釈をまとめていきます。
復縁占いをしていて悪魔のカードが出たら?
復縁について占っていて悪魔のカードが出てきたら、心が通じ合った恋人というよりも体だけの関係になってしまう可能性を感じます。
復縁したいが故に身体の関係を持つなどはご法度です。本当に望む2人の関係を考える必要があります。
逆位置の場合
逆位置で悪魔のカードが出た場合、この関係を断ち切って次のステップに進むと解釈します。
どうしても復縁を望んでおり、その結果を知りたいとなれば、思い続ければ復縁できる可能性もあるが執着がなくなった頃に復縁できる、もしくは執着がなくなり次の恋に進むことになる、という解釈します。
悪魔のカードには「執着」という意味合いもあります。
片思い占いをしていて悪魔のカードが出たら?
片思いについて占いっている時に悪魔のカードが出たら、相手の良いところばかりに目がいってお相手の欠点に目をつぶってしまっていそう。
対等な関係ではなく、お相手中心の関係になりがちで、都合よく使われてしまう可能性があります。
大人の恋に憧れるような一面も見えるので、背伸びせずに一緒に居られるお相手かどうかも見極めが必要です。
逆位置の場合
この恋の成就はなかなか難しいかもしれません。
お相手を諦める決心をする、他の人に目を向けてみようという努力をするなど恋の終わりは自分で決めることになりそう。
公にできない関係の恋愛の場合
不倫や二股など公にできない関係の2人の場合、身体だけの関係でズルズルと別れられなそう。
罪悪感を感じて終わりにしたいと思いながらなかなか抜け出せない意志の弱さを感じます。
逆位置の場合
どちらかが強い意志を持って終わりにするという決心をします。
誘惑に負けない強い意志が必要な時。
まとめ
どの占いを見てもやはり「人間の弱さ」に焦点が当たっています。
人は完璧ではありません。心の中にある弱い部分が表に顔を出してくる事もあるでしょう。
このカードが出た時こそ、自分の理性に問いかける良い機会と捉えると良いのかもしれませんね。
わたし自身の考える悪魔のカードはそんなに嫌な印象のカードではありません。
それはどこか人間らしさのようなものも感じるからで、たまには羽目を外して肩の力を抜くのも良いよ、と言われているような気がするのです。
この記事を書いた人

ななつき
2011年からタロットカードを学び、練習しています。
のんびり勉強中ですので、まだまだ知らないことの方が多いのですが、マイペースに学びたいと思っています。
数年前から休み休みですがブログや掲示板で無料占いの依頼を受けながら勉強しています。
こちらでも練習を兼ねた公開鑑定を受け付けておりますので、興味のある方は是非ご依頼ください。