ソードの10のカードの意味

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最悪の状態|自業自得|苦痛|不運|不幸|失望|悲しみ|涙|悶着|没落|滅亡|破産
解説
このアルカナのテーマは破滅です。正位置では倒れた男に焦点が当てられ、逆位置では、夜明砂(残照)に焦点が当てられています。
逆位置は夜明けと解釈するか、残照と解釈するかで意味が変わってきますがここでは夜明けと解釈します。
正位置の
キーワード
- 予防線を張っておいたのにも関わらずそれが役にたたない
- 誰かが約束を守らなかったために窮地に追い込まれる
- 思い通りにものごとが進展しないことで悩む
最悪の状況に見舞われる可能性をはらむがそこで終わるわけではない
最悪の状況が訪れ、心身ともに打ちのめされるような展開を暗示します。その原因が自分自身にあったり、不運が不運を呼んで、ますます状況を悪化させてしまった可能性も否めません。ただ、社会情勢や世の中の流れなど、個人の力ではどうすることもできないことが発端となっている不運も考えられます。人は、ピンチのときほどその真価が間われるものです。いずれにしても状況はより深刻になりそうなので、腹をくくって事に当たる決意をする必要があります。
さらなる前進をするためには、まだ終わっていない仕事、停滞している状況をクリアにしなげればならない。状況を正さなければならない。
逆位置の
キーワード
- 自分の人生の目的をはっきりさせる
- 事態は予測しているのとはちがった方向に展開して行く
- 将来は暗いと思っているが新しい道が次第に明らかになりつつある
どん底な状況も終わりが見えてくる
最悪の状況が訪れ、心身ともに打ちのめされるような展開を暗示します。その原因が自分自身にあったり、不運が不運を呼んで、ますます状況を悪化させてしまった可能性も否めません。ただ、社会情勢や世の中の流れなど、個人の力ではどうすることもできないことが発端となっている不運も考えられます。人は、ピンチのときほどその真価が間われるものです。腹をくくって事に当たる決意をする必要があります。
苦労の末の勝利、大胆な行動、好意と感謝を受ける、有利に運ぶ、目的に近づく、殉教を覚悟した行動。
メモ
時間的変化
●正位置
絶望的な状況において、最後の一撃を受ける。そして、ひとつのエピソードが結末 を迎える。最後の一撃は、自分が起こす最後の行動かもしれないし、思いがげない突
発事態かもしれない。
●逆位置
どん底が終わり、運勢はこれから上昇して行く。失われたものをもとに戻すことは できないが、その経験を生かすことはできる。
過去のしがらみがなくなり、行動に自由の余地が生まれる。その結果、チャンスを 生かせる可能性が高まる。