タロット占い研究所

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ソードの9のカードの意味

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悲しみ|絶望|苦悩|後悔|失敗|失望|疑惑|悲惨|心配|不安|おびえ|孤立

解説

このアルカナのテーマは、恐れです。正位置では窓のない部屋で手で顔をおおっている女性の姿に焦点が当てられます。
逆位置では光が射してくる状況に焦点が当てら れます。正位置は不安が増大し、極限に達するまでの状況を表わし、逆位置はそこから解放されてゆく過程を表わします。

 

窓がなく、明りのない暗い寝室は、閉ざされた内面の葛藤を象徴しています。

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正位置の
キーワード

  • 情報が決定的に不足しており状況の認識ができない
  • 仕事や恋愛において大変な忍耐と自己抑制を要求される
  • 虚偽と真実、事実と妄想の区別がつかなくなる

大きな悲しみに襲われどうすることもできない絶望的な気持ちになる

悲しみと絶望を表すのが、このソードの9です。自分ではどうしようもないくらい落胆して、気力さえも失ってしまいそうです。でも、それはもしかしたら自分だけの思い込みかもしれません。他人には取るに足らないことなのに、重大だと思い込んで悲嘆している可能性があります。まずは客観的に状況を見る必要があるでしょう。とはいえ絶望的な気分から立ち直るには多くの時間もかかりそう。場合によっては信頼できる相手に忠告を求める必要があるでしょう。

失望、不幸、悲しみ、遅れ、宿命、後悔、辞任、敗北、失敗、死、流産、中絶、破壊、損失、喪失、剥奪、荒廃、 監禁、不和、不一致。
増幅される恐怖と不安。際限なく広がる空想、がもたらす不安。将来に関する心配。誰かの将来に関する心配。
いまのままでは、破局にいたる。

逆位置の
キーワード

  • 経験を活かして新しい意識でものを眺めることができるようになってくる
  • 新しいインスピレーションを受ける
  • 壊れたものを修復したり傷ついたものを交換することができる

先を見据えて立ち直る努力も必要

絶望や苦悩から立ち直るだけの力が出てくることを示します。閣の中で沈んでいた状態から抜け出して、能動的に問題解決に乗り出そうとする気持ちになれそうです。また、それだけの情報やアドバイスも集まってくるでしょう。あせらず気持ちを整理して、問題を一つ一つじっくりと考えながら方策をめぐらせたいところです。場合によっては途中で再び気持ちが落ち込むこともあるかもしれませんが、自分自身と粘り強く向き合っていくことが大切です。

不安や恐れが事実でないことがわかる。不安の後の安堵、大きな喜び。平静さを取り戻す。孤立からの解放。仕事と恋愛の両方で、古い中から新しい可能性が飛び出す。

メモ

時間的変化

 

●正位置
不安や恐怖が次第に高まって行く。小さな不安や疑いが想像のなかで次第に大きくふくらみ、恐ろしい妄想になる。
この時期には、妄想を追い払う情報がどこからもやってこない。妄想が猛威をふるう。

 

●逆位置
事実を告げる情報がはいってきて次第に妄想が萎んでゆく。恐怖と不安から解放される。
すべて自分の想像力が生みだしたものであり、事実ではないことを知る。