ペンタクルの6のカードの意味

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公平|対等|恩人|交渉|チャリテイ|寛大|親切|博愛|慈善|商業|商業の繁栄|成功
解説
このアルカナは成功を意味します。
正位置では成功した商人と二人の物乞いに焦点が当たり、逆位置では背景の町並みに焦点が当てられます。
正位置は成功と成功による副産物や恩恵を意味し、逆位置は成功に執着するあまり、成功といえる調和状態に変化が起きはじめたことを意味します。
職業上あるいは社会的地位や立場の復活をなしとげたい。 現在の有利な状況を持続させ、さらに活用したい。という願望が見えます。
正位置の
キーワード
- 問題はまだ完全に決着していないが満足すべき方向に向かっている
- 仕事やキャリアを通じて蓄財する
- 経済的にサポートしてくれる人物が現れる
求めるものも求めらられるものも充実感を得られる
人間関係において優劣が生まれ、いつの間にか主従のような関係ができあかることは少なくありません。本来は対等であるべきものも、そのバランスを保つのはとても難しいことです。ペンタクルの6は、金銭の授受に限らず、物心両面において互いが対等であり、持ちつ持たれつの関係が成り立つことを表しています。助けた側には充足感があり、受けた側も必要以上に恩義を感じる必要がないということです。どちらの立場になっても、相手を思いやれることが大切です。
開始の兆し、成功が確実な企画、キャリア上のチャンス、投資効果、健康に関する決定、支払能力、満足。
逆位置の
キーワード
- 現在の仕事の成功について何か不安なところがある
- 先行きが不安でどうしていいかわからなくなる
- 問題が多くスッキリしない
不平等な関係でギクシャクする
対等性が損なわれ、一方向のやり取りになりやすいことを示します。たとえば一方的にお金を貸すばかりで返してもらえなかったり、頼んでもいないことをされて困惑したり、などということが起こります。そのバランスの悪さはいずれ関係の破綻を招くばかりでなく、さまざまな意味で損失の原因になるでしょう。一度固定された関係は改善しにくいため、どのような立場になっても、バランスを欠いた関係に陥らないように用心することです。
願望、大欲、羨望、利己主義、自己保全、嫉妬、見せかけだけの慈善行為、偽善、見せか砂の親切、援助や協力を当てにする、誤った方向、バランスを崩す。
メモ
時間的変化
●正位置
いくつかの事で見通しが立ち、そのどれもが有望そうに見える。全体のバランスが とれてくるのが感じられる。
心にもゆとりが生まれ、寛大で無欲になってくる。
●逆位置
これまで保たれていたバランスが崩れ、状況は好ましくない方向へ傾きはじめる。 底の方になにか表面とは異なる動きを感じる。