ワンドの6のカードの意味

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勝利|前進|進歩|昇進|期待|利益が上がる|大きな勝利|大ニュースの到来
解説
このアルカナのテーマは勝利です。
正位置では、馬に乗っている人物に焦点が当たっています。逆位置では、後ろに見える五人の人物に焦点が当たっています。
正位置は、プレッシャーに対する勝利を表わし、逆位置は、ワンドの5を連想させ、 プレッシャーからくる耐えがたい状況や緊張から生じるさまざまな状況を意味します。
正位置の
キーワード
- 精神的な葛藤やプレッシャーに対する勝利
- なにかを成し遂げること
- 困難な状況を乗りこえることができる
どこからか朗報がもたらされるきざしがある
物事が思う方向に前進していることを示します。そこに手応えを感じることもできるでしょう。よい知らせが舞い込んだり、周囲からの賞賛の声も聞かれそうです。しかし、だからといってゴールしたわけではありませんから、まだまだ成功への途上にあることを忘れてはいけません。自己満足で終わったり、周囲に持ち上げられていい気になっているのはよくありません。物事が順調に運んでいる今こそ、さらなる躍進を目指して前進することが大切です。
プロの助けを得る。 否定的な状況はまもなく終わり、肯定的な状況が確立される。成功を勝ち得ることができる。 スポーツ競技や試合における勝利。待望の婚約、つき合いのはじまり。
逆位置の
キーワード
- プレッシャーに押しつぶされて結果が出ない
- 勝利するが希望と違った形になる
- 計画の中断で予定が狂う
次々とめまぐるしく変わる状況
ワンドの6の逆位置は、立場が劣勢になってきたり周囲に裏切り者が現れるなど、危機的状況への警告を表します。せっかくの計画が中断されたり、無期延期になってしまう可能性も考えられるでしょう。また、自らのうぬぼれや虚栄心によって引き起こされるトラブルにも気を付ける必要があります。どこまで前進するか、どこで引き返すか、再チャレンジを考えたほうがよいかなど、しっかりとタイミングを見極めて行動することがポイン卜です。
ビジネスにおりる裏切り行為、背任行為、よくない知らせ、遅れてきたニュース、無期限の遅延、陰の敵、長引く問題、プロポーズの失敗、内にひそむ恐怖心、不信感。
ものごとがもっとちがった形であればよいのにと思う。こんなふうでなかったならどんなにいいことかと思う。 スランプから抜げ出せない。なにごとにも手がつかない。
メモ
時間的変化
●正位置
まるで運命によって定められていたかのように、次々と一連の事件が起こり、あきらめていたものが突然復活し、有利な方向に動き始める。仕事や取引が突然大きく成長し、多くの援助がやってくる。プレッシャーはなくなり、ものごとはスムーズに進行する。よいニュース、あるいは専門家の助けがある。
●逆位置
思わしくない状況から抜け出すために、終盤には、ある決心をして、仕事や恋愛上の問題や内面の葛藤を解決する。あるいは、事態の流れに身を任すことに反旗を翻し、決められた道を歩むことを拒否する。