ペンタクルの8のカードの意味

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技術者|技能の向上|錬磨|準備|トレーニング段階|アイデアやプロジェクトの後援|拡大|拡張
解説
正位置は職人見習いの若者に焦点が当てられ、逆位置は遠景の町並みに焦点が当てられます。
正位置では現在はトレーニング段階にあることを意味し、逆位置ではそれがなかなか実を結ばずこの先もまだまだつづくということを意味します。
正位置の
キーワード
- これまでやってきたことに自信を持てるようになる
- ゆっくり着実に前進しているが結果が見えずもどかしい気持ちになる
- 努力の途中
長い目でみる事の大切さ
目標や夢に向かつて努力すること、時聞がかかってもやり続けることの大切さを表すのが、ペンタクルの8です。
なかなか結果が見えず、もどかしい思いをする場合もあるでしょうが、どんなことでも高い技術を身に付けるには時聞が必要ですし、ベテランに教えを請うことも大切です。そして、やはり最後に重要なのは自分自身の頑張りです。孤独な戦いになるかもしれませんが、こだわりを持って取り組むことで充実感が得られることも示しています。
素質や才能の将来性を認められ、期待される。その結果、心の平和を取り戻し迷いが消える。
自分に対する自信、人生における自分の立場や地位に自信を持つ。(しかし、まだ具体的な成果がでたわけでもないし、経済的な報酬を受けたわけでもない。)
小さな成功を収める。
逆位置の
キーワード
- 忍耐強さが足りず状況に飽きてくる
- スランプの時こそ精一杯努力が必要
- 望みや願望ばかり大きくなる
持っている力を出し切らない
長く続けていくこと、同じことの繰り返しに対してマンネリ感がつのり、途中で投げ出したくなってしまうことを表しています。物事力ず徐々におざなりになって遅れだし、無気力になっていく、という感じです。これではせっかく今まで積み上げてきたことも台無しになってしまいます。素質はあるのに能力を出し惜しみして、十分な成果を得られない可能性もあります。こうしたスランプをいかに脱して、次の段階に進むかの課題を突きつけられている面もあるようです。
平凡さ、変化のない単調な生活、マンネリ、虚しさ。才能や技術をずるく使う、盗作、類似品、模作、イミテーション(にせもの)、模造品。
準備ができていないのに、なにかを約束しなければならないような状況に追い込まれる。 人のまねをしたりお金目当ての行動をする。
メモ
時間的変化
●正位置
この時期のどこかで、才能や素質などの可能性が人の目に触れる。しかし、まだ可 能性があるというだけの段階なのでそれを本物にする努力がつづく。
●逆位置
自分のもっている可能性が開花しないのではないかという気がしてくる。それを吹き飛ばそうとして誇大妄想的な夢を描いたり、卑劣な手段をとったりする。