ペンタクルの騎士のカードの意味

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結合|連合|計画性|着実さ|責任感|忍耐強さ|ねばり強さ|力強さ|不屈の精神|謙虚さ|たゆまぬ努力
解説
このアルカナは、ややスローなものごとの進展を象徴しています。正位置は、それを積極的に評価し、逆位置は否定的に評価しています。
このアルカナは、ものごとや自分の身体を鍛錬し、鍛える力をもっ人物を象徴します。
このアルカナで象徴される人物は、ものごとを鍛え上げあるいは鍛錬し、理想とする形に仕上げてゆく力をもっています。この人物は、たいへんな忍耐力と持久力を持っています。
・忍耐強く、牡牛のようにものごとをひっぱってゆく人物
・実行力のある人物
・抽象的な原理よりも実際的な価値を重んじる人物
・勤勉で我慢強い人物
正位置の
キーワード
- 正直でうそのない頼りがいがある人
- 心の中の平和とやすらぎを得る
- 順調に進み望みが実現できる兆し
責任感があり用意周到かつ迅速に行動できる
最良の結果を得るためには、下準備が重要であることをよく知っている有能な人物。決して無理はしない代わりに堅実に目標を達成し、信頼も厚い。目的達成のために迅速な行動ができる反面、必要とあらばいつまでもチャンスを待ち続ける忍耐力の持ち主。やり手でベテランをうならせるだけの説得力もありそうですが、そのことでおごり高ぶったりはしません。そこは謙虚に構えるだけの賢さ、要領のよさがあり、ある意味抜け目のないタイプです。
順調な進行。 旅行、プロモーション、宣伝、不動産、投資。 新しい事業あるいは仕事上のアイデアに、積極的で肯定的な返事をもらう。
個人的なことではオープンで誠実なコミュニケーションをすることですばらしい経験ができる。
逆位置の
キーワード
- 情熱が醒めてきて、ものごとは沈滞しはじめる
- 生活の単調さに生活がよどむ
- 惰性に流され怠慢になる
力はあるのに空気が読めない事も
遠慮がなく、場の雰囲気に合った行動ができないタイプです。不注意な言動も多く、周囲に失笑されたり不信を買うこともよくあるでしょう。それに本人が気付いていないのも困ったところです。そのため行動が裏目に出たり、自ら墓穴を掘る展開になるのもしかたのないことです。このカードは、自分の考えや判断が本当に間違っていないか、いま一度再考する必要があることを告げています。落ち着いて周囲を見渡し、しっかりと考える時聞が必要でしょう。
停滞、沈滞、怠慢、惰性、無気力、無関心、無原則、方向に一貫性がない、情熱がさめる、だらしない休息。
メモ
時間的変化
●正位置
ここしばらくの問、あなたがやり遂げたいと思っていた仕事上の計画にこれ以上の進展はみられない。しかし、全く別の可能性が思いがけぬところから聞けて来る。
●逆位置
惰性が支配し、ものごとはだらだらと進行する。ものごとは慢性化し沈滞する。