タロット占い研究所

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ワンドの意味

タロット占いに関するコラムです。

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ワンドのエースのカードの意味

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創造|誕生|出発|幸福|権威|発明|発見|始まり|芽生え|創業|計画の成功的発進|事業の発展|人生への確信

解説

このアルカナのテーマは、スタートです。正位置は、まさにことが始まろうとする状況や創造がもたらすよい可能性を表わし、逆位置はことの終わりあるいは破壊がもたらす悪い結果を表わします。

 

仕事あるいは恋愛で新しいスタートをしたい。
突然の恋愛、恋愛の誘惑がある。 新しいスタートをして、それが将来に向かつてずっと広がって行くことを願う。

正位置の
キーワード

  • エネルギーが満ちて今まさに芽吹こうとする瞬間
  • 希望に溢れている
  • 新しい事を始める最良の時期

何か新しいことが始まる予感に満ちている

困難を生き抜くための力やヒラメキ、エネルギーに満ちているのが正位置のワンドのエースです。熱意や意欲の現れですから、仕事や恋、趣味など、自分の興味や関心がある事柄に積極的に取り組もうという姿勢を暗示します。その熱意が新しい展開を生み出し、事態を発展させます。また、家族や人との紳を大切にしようとする気持ちの表れでもあります。さらに吉報が届くきざしもあるので、何かしらうれしいサプライズも期待できるでしょう。

可能性、これからまさに始まろうとしていること。大きくなる仕事や社会的活動、新しい道、希望に満ちた約束、突然の約束。 新しいコンセプトや革新的なアイデアにより成功が到来する。 斜陽化したビジネスを再生させたり、眠っている財産を有効に投資したりすることで成功を呼ぴょせる。
インスピレーションを得て、道を切り聞くような新しいアイデアや解決方法を思いつく。
新しいスタートあるいは新しい生き方が実現する。 幸先のよいスタートをすることができる。突破口が開げる。

逆位置の
キーワード

  • 最後までやり遂げようと言う決意が揺らいでしまう
  • しっくりこない状況にそわそわする
  • 不完全なままのスタート

新しい一歩を踏み出したい気持ちと状況が一致しない

ワンドの持つ情熱やエネルギーが、逆位置になると衰えてしまいます。やる気をそがれる展開になったり、邪魔が入ったりすることもあるようです。何かしらの新たなスター
卜は暗示されるものの、それが見当遣いだったり、問題を含んでいることは否めません。また、そこを乗り越えてまでという情熱も持てそうにない様子です。気持ちに迷いがあるなら、時期尚早の感があります。プライドを優先させて失敗しないように、しっかりと時期を見はからって行動しましょう。

敗北、下落、破滅、地獄、迫害、トラブル、不満、衰退、短気。イライラする。あやふやな約束、おぼつかない恋愛。
自分の計画や成果が実は誰からも望まれていないのではないかと心配になる。

メモ

時間的変化

 

●正位置
この期間のどこかで、新しいスタートを切る。思いきった考え方や行動をすること で新しい局面が開砂て来る。そして、もうなんの役にも立たない過去の上に居座ることをやめる。 それにより、生産的な活動への障害や、恋愛の障害が消滅し、自分自身の仕事における生産性が増し、次々と革新的なアイデアが湧いて来る。新しく有益な成果を実現する。

 

●逆位置
ものごとは期待したとおりの方向に展開しないとき。また、ものごとのスタートは 延期される。状況的にも内面的にもとても新しいことが始められるような状況では ない。まだ気持ちが定まっていないし、目標もはっきりしていない。

ワンドの2のカードの意味

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支配|目的達成|豊富な財力と華麗な生活|幸運|壮大さ|キャリア|職場環境|自分の立場|自分自身

解説

このアルカナのテーマは、支配と壮大さです。
正位置も逆位置も、地球を手にした人物に焦点が当たっています。正位置では、なにかの確立とそこからのさらなる発展の可能性をあらわします。
すでに地球を手にしているので、逆位置でも正位置同様なにかを確立しますが、その過程あるいはその結果には意外性やマイナス面がともないます。

正位置の
キーワード

  • 仕事はよい評価をうける
  • やったことの完全さと質の高さで称賛される
  • 良い方法を思いつくがまだ思いついただけの段階

力はあるがそれだけの義務や責任も課せられる

富や財産、権力など、野心家なら誰もが手に入れたいと思うものや事柄を表します。また、土地や家屋、建物などの不動産の獲得という意味合いもあります。ワンドの2はものや事柄が成り立つ様子や、その願望に関わることも多いでしょう。ただし、漠然とした願望や目標ではその達成まで力が及ばないことも少なくありません。しっかりとした目標があり、意思カ、はっきり決まったところで、それにふさわしい道が自然とでき上がってくることを忘れないようにしましょう。

昇進の機会を手にいれ収入が増える。 よく考え抜かれた行動計画が完成する。新しい事業計画と友情が形を取りつつある。

逆位置の
キーワード

  • 急な展開で人生の大きなイベントを決める
  • 自分自身でも気がつかなかった才能に気がつく
  • 大きな買い物をして不安になる

自分自身をよく見つめ直す時期

手の届かないものや事に恋こが、れる気持ちを表し、そのためにどうしていいかわからず苦悩したり、自分だけ取り残されたような焦燥感を暗示します。また、自立できない、目標に近づけないなど、すっかり自信をなくしてしまう気配とともに他者からの束縛により、邪魔が入る可能性もあるようです。ワンドの2の逆位置が現れたら、客観的な自己評価をすると同時に、身の丈に合った考え方と適切な手段を講じる必要があります。意志の強さが関われる予感です。

意外な進展、突然のできごと、驚き、これまで遠い理想と思っていたものが突然手に入り拍子抜けする、あっけない結末、トラブル、困苦、不幸、他人にしばられる。
意中の人と突然結婚する、恋人とはちがう人と突然結婚する、自分の能力に気づく。
支払の遅れや収入の喪失、借りるあてが外れ失望する。

メモ

時間的変化

 

●正位置
この期間のどこかで、ある人物が現れ、生活のリズムに変化をもたらす。ビジネス あるいはロマンスが生まれる。熱心な求婚者が現われたり、仕事上の提案があったり、あなたに目をかけてくれる人が現れたりする。

 

●逆位置
この期間の最後に、待ちに待った変化、あるいは遅れていた昇進が起こる。

ワンドの3のカードの意味

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希望|力|冒険|商才|豊鏡|肥沃|実り多い計画

解説

このアルカナのテーマは、希望で、冒険への旅立ちを表わします。
人物が遠景をながめている構図なので、人物に焦点を当てても、遠景に焦点を当てても、意味は変わ りません。このアルカナは、正位置と逆位置で意味が変わらず、どちらでの場合でも よい意味になります。

正位置の
キーワード

  • 成功が期待できるパートナーシップや協力関係が欲しい
  • 恐れや不安を乗り越えたいと思う
  • 正当に認められない状況

成果が見えてくるがまだ完成とはいかない

ビジネスやライフワークなど、自分が要と思っていることに、一定の成果が現れてきていることを示します。同じ目標を持つ人物からの共感を得て、ますます発展していく可能性もありそうです。場合によっては、そのことが発端となって旅行や遠出をする必要カずあるかもしれません。さらに、今まで情熱的に取り組んできたことが、一つの節目を迎える兆しも見えます。
いずれにしろ、ここがゴールというわけではなく、まだまだ先は続きそうです。

信念の試練、信念が必要となるような状況の出現、考え方や信念の確認、展開の最初の段階。
尊敬され、一目おかれるようになる。そして人々が協力し援助をするようになる。正しい決定をし、正しい選択をする。
新しいパートナシツプが確立され、成功的な結論に到達し、気がかりな点は消える。

逆位置の
キーワード

  • 正しい決定をし、正しい選択をする
  • 新しいパートナシツプが確立される
  • 周りの手助けが援助によって成功する

課題に目を向けて最後まで慎重に取り組むことが賢明

まだまだ課題や問題が残されているのに、「大丈夫」と油断してしまうことへの警告が示されているのが、このワンドの3の逆位置です。ここで結論を出すには機が熟していないようですし、かといってあきらめなければならないほど、悪い状況ではないでしょう。慢心はもちろん、ヤケになってもいけません。
まず自分はどうしたいか、自分自身の考えをじっくり再考しましょう。そのうえで、何をどうすればよいか、達成への手だてを考えるのが賢明です。

希望、力、冒険、商才、豊鏡、肥沃。実り多い計画。 信念の試練、信念が必要となるような状況の出現、考え方や信念の確認、展開の最初の段階。
尊敬され、一目おかれるようになる。

メモ

時間的変化

 

●正位置
この期間の終わりに、孤独は終わりを告げる。気がかりな点を取り除き、考えだけで止まっていたことを実現することを助砂てくれるような人が現れる。

 

●逆位置
前に進もうとすると、なにか傷つくことがあるのではないかとの恐れがあり、決断にためらいが生まれる。しかし、最終的には正しい選択をする。

ワンドの4のカードの意味

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幸運|繁栄|平和|交際|牧歌的な田園生活|愛情|やすらぎ|平和|満足|労働の後の休息

解説

このアルカナのテーマは、実現です。
このアルカナは、正位置でも逆位置でも意味は変わりません。若い男女が描かれていますが、二人とも遠景にいます。
したがって、 このアルカナには、遠景と近景の区別がなく、強調される要素が正・逆位置とも同ーなので正位置と逆位置の意味が同じになるのです。
逆位置の場合には、前段階で多少の遅れやちょっとしたトラブルがあることを暗示しますが、最終結果には影響しません。

正位置の
キーワード

  • 仕事に節目をつけて、しばらく平和でのどかな生活をする
  • ことの成りゆきに満足しながら休息する
  • 対人関係の緊張がほぐれる

ゆったりとしており、休息を楽しむゆとりがある

ワンドの4のカードは、安定や調和、豊かさを表します。気持ちに余裕ができ、寛大な目で物事を見ることができるようになることを示しています。日々の生活で、ささやかなからも満ち足りた気分が訪れるきざしです。精神的にはもちろん、物質的にも恵まれそうです。また、恋愛面での充実も暗示しますが、それは激しく情熱的なものではなく、むしろ穏やかで日なたのように暖かな関係のようです。そういう意昧では、結婚につながる恋愛の可能性も大です。

個人的な人間関係、コミュニケーション、参加、旅行(短期、長期)、啓示の探求。 自分がリラックスできる環境をつくり出すことができる。

逆位置の
キーワード

  • 仕事に節目をつけて、しばらく平和でのどかな生活をする
  • ことの成りゆきに満足しながら休息する
  • 対人関係の緊張がほぐれる

ゆったりとしており、休息を楽しむゆとりがある

逆位置になってもそれほど大きく意昧が変わらないのが、このワンドの4です。逆位置になると、正位置の意味合いが弱くなる、と考えるとよいでしょう。ただ、やはりそこには問題の種が潜んでいたり、物事が停滞するきっかけがありそうなので、それなりの警戒も必要です。また、見かけだけは華やかでも、中身のない軽薄さへの注意を促す意昧合いもありますから、物事や相手の見かけに扇されないように気を付けましょう。その本質を見極める努力を。

正位置と同じ解釈

メモ

時間的変化

 

●正位置
この期間の序盤と中盤は、「いまが山場」という時期になる。
それを乗り越えると、 ストレスの多い現状の峠を越し、調和的状態に到達する。
この期間のどこかで、あな たはなにか行動をおこし、自分を義務から解放し問題から距離をおく。それがよい結果を生む。

 

●逆位置 正位置と同じ。

ワンドの5のカードの意味

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信用|信頼|確信|発展の促進|大きな利益|絶好のチャンス|富の獲得|情熱と誇り|努力|よい意味での競争|スポーツ

解説

このアルカナのテーマは、対立です。
このアルカナは、いくつかの可能性が潜在的状態から現実のこととなるように激しく競いあっている状況を表わしています。このアルカナは、近景のみで、遠景がありません。
五人の人物の様子をどう解釈するかが焦点になります。正位置では競い合うことのよい効果を、逆位置はその悪い効果を強調しています。

正位置の
キーワード

  • 欲しいものがすべて手にはいるわけではないが必要なものは手にはいる
  • 事態の好転
  • ものごとをずっと肯定的に考えるようになる

自らの手で戦うことで力を得られる

自己主張が強すぎたり、おのおのが自分勝手な主張を繰り広げることで起こる闘争や対立を表します。後先を考えず力任せに向かっていくことで、危険にさらされる可能性もあるかもしれません。チームワークが乱れ、万全な態勢で事に当たることができなくなる場合もあるでしょう。いずれにしろ、個人の損得よりも、ます先に考えるべきことがありそまぬがうです。
闘争は免れないにしても、有意義な結果が得られる道を選びたいものです。

仕事、恋愛、表明されていない願望から起こる葛藤。変革、改革、変化、個人的影響力、自分の意図をどれだけ通すことができるかという駆引き、計算。
あなたは挑戦に応じる勇気を獲得する。そして、トップに立つ。新たなスタートと新しい友人を得る。
仕事、収入、交渉においてツキがある。 障害が立ちはだかるが、思いもかげないときにそれが消滅し、事態は有利な方向に展開し始める。
好きな二人の口げんか。恋の駆り引き。相手をじらしたり、じらされたりして、ますます情熱が高まる。

逆位置の
キーワード

  • 欲しいものがすべて手にはいるわけではないが必要なものは手にはいる
  • 事態の好転
  • ものごとをずっと肯定的に考えるようになる

この争いごとでは何も生まれない

逆位置になっても、争いや競争の意味合いを持つのが、ワンドの5です。しかも、それが無益な戦いだったり、納得のいかない結果を生むものだったりするので、注意が必要です。基本的に、戦いからは何も生まれない、得るものはない、というのが、このカードの告げるところですから、何とか戦いを回避したり、妥協案を模索する道を考えることが大切です。また、闘争エネルギーの低下も示し、状況によっては戦いの収束も意味するでしょう。

不和、対立、職場での争い、策謀、訴訟、金銭をめぐるトラブル、絶え間ない論争。
自分が妥協や譲歩を強いられていったのではないかと思い、心の中にもやもやした割り切れない気持ちが生じる。自分の意見や気持ちが固まっていないために、決然とした態度で交渉に臨めない。態度が一貫性に欠け、事態を悪くする。

メモ

時間的変化

 

●正位置
複数の人の利害や思惑がからみあい、状況は熱を帯ぴてくる。しかし、終盤には、 混乱や動揺が次第に終息し、他人のあやふやな態度がはっきりしてくる。どうやら、 強気で勝負に出るときがきたもょう。

 

●逆位置
未解決な私的な問題や、仕事上の問題が重苦しくのしかかつて来る。あなたは、競 争に勝つ自信がない。客観的情勢もよくなく、事態はさらに紛糾の度合いを強めそう。自分が行動する意味がなさそう。

ワンドの6のカードの意味

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勝利|前進|進歩|昇進|期待|利益が上がる|大きな勝利|大ニュースの到来

解説

このアルカナのテーマは勝利です。
正位置では、馬に乗っている人物に焦点が当たっています。逆位置では、後ろに見える五人の人物に焦点が当たっています。
正位置は、プレッシャーに対する勝利を表わし、逆位置は、ワンドの5を連想させ、 プレッシャーからくる耐えがたい状況や緊張から生じるさまざまな状況を意味します。

正位置の
キーワード

  • 精神的な葛藤やプレッシャーに対する勝利
  • なにかを成し遂げること
  • 困難な状況を乗りこえることができる

どこからか朗報がもたらされるきざしがある

物事が思う方向に前進していることを示します。そこに手応えを感じることもできるでしょう。よい知らせが舞い込んだり、周囲からの賞賛の声も聞かれそうです。しかし、だからといってゴールしたわけではありませんから、まだまだ成功への途上にあることを忘れてはいけません。自己満足で終わったり、周囲に持ち上げられていい気になっているのはよくありません。物事が順調に運んでいる今こそ、さらなる躍進を目指して前進することが大切です。

プロの助けを得る。 否定的な状況はまもなく終わり、肯定的な状況が確立される。成功を勝ち得ることができる。 スポーツ競技や試合における勝利。待望の婚約、つき合いのはじまり。

逆位置の
キーワード

  • プレッシャーに押しつぶされて結果が出ない
  • 勝利するが希望と違った形になる
  • 計画の中断で予定が狂う

次々とめまぐるしく変わる状況

ワンドの6の逆位置は、立場が劣勢になってきたり周囲に裏切り者が現れるなど、危機的状況への警告を表します。せっかくの計画が中断されたり、無期延期になってしまう可能性も考えられるでしょう。また、自らのうぬぼれや虚栄心によって引き起こされるトラブルにも気を付ける必要があります。どこまで前進するか、どこで引き返すか、再チャレンジを考えたほうがよいかなど、しっかりとタイミングを見極めて行動することがポイン卜です。

ビジネスにおりる裏切り行為、背任行為、よくない知らせ、遅れてきたニュース、無期限の遅延、陰の敵、長引く問題、プロポーズの失敗、内にひそむ恐怖心、不信感。
ものごとがもっとちがった形であればよいのにと思う。こんなふうでなかったならどんなにいいことかと思う。 スランプから抜げ出せない。なにごとにも手がつかない。

メモ

時間的変化

 

●正位置
まるで運命によって定められていたかのように、次々と一連の事件が起こり、あきらめていたものが突然復活し、有利な方向に動き始める。仕事や取引が突然大きく成長し、多くの援助がやってくる。プレッシャーはなくなり、ものごとはスムーズに進行する。よいニュース、あるいは専門家の助けがある。

 

●逆位置
思わしくない状況から抜け出すために、終盤には、ある決心をして、仕事や恋愛上の問題や内面の葛藤を解決する。あるいは、事態の流れに身を任すことに反旗を翻し、決められた道を歩むことを拒否する。

ワンドの7のカードの意味

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大きな計画を成功に導く|勇気ある行動|有利な立場|商談|大きな利益|成功|貿易での競争|選挙|労働争議|克服できる障害

解説

このアルカナのテーマは、有利な立場です。
正位置では、小高い場所に陣取った人物に焦点が当てられ、逆位置では、下から攻めている棒に焦点が当たっています。正位置は、有利な立場を象徴し、逆位置は不利な立場を象徴します。

正位置の
キーワード

  • 困難な目標にチャレンジしようとしている
  • 楽ではないが悪い結果にはならない
  • 問題や困難をなんとか克服する

何とか自分の立場を守り切れる

死になって頑張れば何とか目標達成は可能だろう、自分が思った方向に進めるだろう、ということを表しています。決して楽観はできないけれど、頑張ってみる価値はあるということです。ただ、ゴールまでの道程は一筋縄ではいかないきざしなので、四苦八苦しながらの奮闘になりそう。それでも困難に屈しない姿勢は、必ず満足のいく結果につながるでしょう。その困難を自ら引き受ける勇気と覚悟があるかどうかは、あなた次第です。

仕事、個人的なことに関するプレッシャー。問題や困難が持ち上がるが、それらを有利な立場から解決する。
すべての障害や波乱を乗りこえ、ずっと積極的な精神状態になる。すべての交渉、合意、経済的な取り決めに関し、首尾よく成功することができる。
最後には必ず勝利を得る。あらゆることが首尾よく決着し、大きな満足を得る。 特別な配慮、経済的な突破口、収入や特典などを得る。
あなたはだれかから、自分を犠牲にしてでもあなたのために何かを提供すると言う無私の好意を期待できる。この好意は双方にとってよい結果をもたらす。
エキサイティングなニュースや重要な決定により目的は達成され、ストレスや緊張のもととなる問題は消滅する。あなたは大きな満足を得る。

逆位置の
キーワード

  • 困難な目標にチャレンジしようとしている
  • 楽ではないが悪い結果にはならない
  • 問題や困難をなんとか克服する

何とか自分の立場を守り切れる

自分は必死になって頑張っているのに、その努力が空回りだったり、無駄に終わってしまう可能性を表しています。そのため、当初の志や信念が揺らいでしまう場合もあるでしょう。自分の立場や目標を守り切ることができるかどうか、それはすべてあなたの判断と行動にかかっています。無駄にエネルギーを消耗することなく、効率的に動くことも必要です。そのためには、一度じっくりと腰を据えて考える頭脳プレーが大切なことも忘れないようにしましょう。

不利な立場、心配、困ったできごと、ためらい、弱気、自分の有利さを疑う、金銭面での心配。
相手の態度がはっきりせず、はっきりとした約束をしない。 家族、収入、事業計画、スケジュールに関する問題が突然持ち上がる。
態度を明確にすることを求められるが、暖昧な返事をしてしまう。

メモ

時間的変化

 

●正位置
有利な立場にたつとき。自分の方からは妥協的な態度を示さず、自分の立場を守る こと。最初、ストレスや緊張が高まるが問題はまもなく自然消滅したり解決した りする。この期間中、周囲の人があなたの意見を支持してくれるので自分の主張を通すよいチャンス。

 

●逆位置
立場がよくないので交渉ごとでは先にのばした方がよい。弱気になったりため らいカま出たりしがちになる。

ワンドの8のカードの意味

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即決|事態の急速な展開|大きな希望がわく|舷大|動き|運動|家からはなれて過ごす時間|恋愛|会合|会議|集まり|新しい好機|長距離電話

解説

このアルカナのテーマは、早いスピードでの物事の変化です。
正位置では、そのよい影響に焦点が当たっており、逆位置ではそれによる悪い影響に焦点が当たっています。

正位置の
キーワード

  • まだ完全に始動していないが事態は望み通りの方向に動き出している
  • 状況が好転し最終的な成功は確実といえる
  • 予期せぬ嬉しいサプライズがある

思いもかけない変化や偶然によって物事が急速に動きだす

風雲急を告げるような、意外な物事の展開を示しています。がそれは決して悪い方向ではありません。むしろ希望に満ちた、うれしい急変と言えるでしょう。少しばかり他力本願な感じではありますが、その勢いに乗って、素早く行動する要領のよさも必要です。物事には好期タイミング、というものがあります。このチャンスをものにできるかどうかで結果も大きく変わってきますから、迅速に状況を判断し、心して行動に移したいものです。

ゴールに向かつて次第に速度が上がって行停滞から抜け出して、流れに乗る。好きな人から贈物をもらう。

逆位置の
キーワード

  • 生活の中心になっていることに不満がたまる
  • うまくいっているように見えるが満足できない
  • スケジュール過多でどこから手をつけていいか悩む

思うように進まないときは一旦整頓し直す必要も

足並みがそろわなかったり、見解に一貫性がなかったりして、物事がうまく進まない状況を暗示しています。あなた自身も戸惑いを隠せない気配か.ありますし、迷いが迷いを生んで優柔不断になってしまう場合もあるようです。このままでは、素早く動くべきところで立ち往生してしまう可能性も。ワンドの8の逆位置のカードが現れたら、いったん物事を整理して、筋道を立てて考える必要があります。漠然と悩んでいたのでは、先に進めません。

嫉妬、ふてくされる、家庭内の口論、浪費の多い旅、あわただしい決定、不一致、はげしいやりとり、しゃべりすぎ。
やり遂げられるかどうかプレッシャーを感じる。いっぺんにしなければならないことが多すぎて、パニックになりそう。旅行の計画あるいは家族との聞に何か問題がありそう。
嫉妬され、悪意が向けられる。嫉妬の矢がこちらに向かつて飛んでくる。

メモ

時間的変化

 

●正位置
事態全般が好転し、よい方向へ速度を増して展開していくとき。
とてもよい知らせや積極的な反応が期待できる。新しい友情の始まりあるいは旧交を暖めるなどの面でもよいことがあり、仕事に関する新しいアイデアや新しいチャンスがあなたの人生にカツを入れる。

 

●逆位置
事態の変化についてゆけなくなり、何がなんだか分からなくなる。そういうさなかに、不幸、不愉快、孤独、別れを経験する。

ワンドの9のカードの意味

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強さ|十分な備え|隠された大きな力|待ち受ける試練|障害物|敵対|逆境

解説

このアルカナのテーマは、クライマックスです。
もはやすべてをやり尽くし、後は結果を待つだけという状態を表わしています。正位置はこのような状況にある人物に焦点が置かれ、逆位置では背景に描かれている棒(障害物にみえます)に焦点が当たっています。正位置ではこれまでの努力が成功によって報われ、逆位置では敗北に終わることを暗示しています。

正位置の
キーワード

  • 行動のタイミングをねらって待つこと
  • 行動パターン、考え方、意見、恋愛観を変えることになる
  • 隠された大きな力、待ち受ける試練

毅然とした態度で現状維持を心がけたい時

確かに状況は劣勢であり、条件には恵まれていないものの、結果が出てしまったわけではない、ということを表すのがこのワンドの9です。追いつめられた状況だからこそ「火事場の馬鹿力」的パワーを発揮できる場合だつであるのです。まずは現状維持を心がけ、一発逆転のチャンスを狙うことです。風向きが、変わるのを待つ姿勢がポイン卜になるでしょう。ただし、それには心身が良好であることが基本になりますから、健康管理も大切です。

いよいよ大円団。強さ、十分な備え、金銭的処理と社会的活動が成功と報酬をもたらす。
未来の種、明るい明日の約束を手に入れる。まもなく完全な勝利。吉兆。やれることをすべてやって、天の声を待つ。天の声が勝利を告げる。
キャラクター(人格)、スタミナ、自分をコントロールする力、勇気、信念、確信などが試される。与えられた環境の中で最善を尽くすこと。

逆位置の
キーワード

  • 努力の結果がどうなるか、後は待つしかない
  • 今は待つしかすることがないことが無力感を募らせる

次の一手をだすタイミングをよく見極める時期

どうやら状況は思わしくないようです。いくらあきらめずに頑張ろうとしても、その手だては見っかりそうにありません。ただただ消耗するばかりで、よい結果には結び付かない気配です。ここはひとまず小休止して、工ネルギーの温存に努めたいものです。そのうえで発想の転換を図るなり、別の角度から検討するのが無難でしょう。また体調面も気になります。自分を大事にしてこそ前進できることを忘れずに、心身ともに良好な状態を保つ努力をしてください。

障害物、敵対、逆境、難問、災難、不愉快なできごと、遅い進展、ハンディを負う、頑固な態度、適応性の不足、妥協を知らないこと、不審。
相手はすべてを自分に話していないのではないか、だれか他にいい人を見つけたのではないかと不安になる。 約束を破棄されて驚く。 頑固な障害に行きあたり、前進が阻まれてしまう。

メモ

時間的変化

 

●正位置
この時期のどこかで、あなたの側からなすべきことは、もはやないことに気づく。
そして確信を持って、最後の審判が下るのを待つことになる。この時期の終わりには、待ち望んでいたきっか砂がつかめる。そして、待つことゃなんとなく流している毎日は終わりを告げる。

 

●逆位置
逆境、難聞が待ちかまえている。ただでさえ障害が多いのに、ハンディを背負うことになる。状況は、アゲンスト(逆風)で波高し。嵐が過ぎるのを待つこと。

ワンドの10のカードの意味

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前途多難|抑圧|重荷|圧迫|決定|苦難の道|分不相応|圧迫|重圧|制御不能な事態

解説

このアルカナのテーマは、重い責任や高い理想からくるプレッシャーです。
正位置では、棒を抱えている人物に焦点が当たり、逆位置では、俸の方に焦点が当てられます。
正位置では、この男が棒を運ぶのをやり遂げることが暗示され、逆位置では、途中で挫折し、放棄することが暗示されています。

 

 

彼がかかえきれないくらいたくさんの杖を運んでいるのは、彼が高い理想、を持っていることを示しています。
目的とするところまですべての杖を運んでゆけるのか、それとも何本かを途中で捨てることになるのでしょうか。杖を捨てるのは簡単です。それはいつでもできます。

 

理想もそれと同じく、いつでもあきらめたり、現実に合わせて低くすることは可能です。彼の姿はこういったことも暗示しています。
このアルカナでは、若者が背中を見せていることに注意してください。人の背中は、 その人の人生の重みの象徴なのです。

正位置の
キーワード

  • 大きすぎる目標
  • 忍耐と積み重ねの成果として成功・結果を手にする
  • 困難や重圧に耐えて解決するまで努力を続ける

荷が重すぎて自分の手には余る可能性がある

自分の力量を超えた課題に直面し、圧倒されてしまうことを表しています。それは自らが選んだ結果であるかもしれませんし、あるいは押し付けられてしまったことかもしれません。いずれにしろ重圧に押しつぶされてしまう前に、何らかの方策を取る必要があるでしょう。一人で抱え込まず、誰かに助けを求めるのも案です。場合によっては、思い切って放棄するのも一つの勇気と言えます。自分の力を冷静に判断することが必要です。

ひとつの場所から別の場所への大きな移動あるいは変化、計画、実行、苦労して進むこと、新しい方法を実地に応用し、根づかせること、プロジェクト、成功・結果への道。
予期せぬキャリア上の好機が訪れる。経済的困難にも負けない。
満足のゆく結果が得られるまで努力していると、緊張を解きほぐすような新しい可能性が聞けてくる。

逆位置の
キーワード

  • 諦めることで叶えられる願望が出てくる
  • 何か大切なものを手放さなくてはいけない時期が来ている
  • 重荷になっているのに我慢して続けようとしている事がある

一部を手放すことで成功できる兆し

ワンドの10の逆位置は、重庄に耐え切れなくなって大切なものやずっと維持してきた事柄を手放さなくてはならない状況を表しています。いよいよ限界にきた、という感じです。
ただ、それでかえって重荷がなくなり楽な状態になる、そして新しいことを始められるという、別の可能性も生まれますから、下手な言いわけをしたり、自分の心を偽るのではなく、落ち着いて状況を見極めましょう。最低だった気分が徐々に上向きになってくるきざしもあります。

当てにならない、信用できない、反対、反逆、裏切り、トラブル、密通、浮気、うそや偽りでごまかす、陰謀、策略。
ゴールに向かつて注いでいるエネルギーが、まだ十分ではないような気がする。 さんざんいろいろな乙とをいい、実行したが、結局は失敗するのではないかと弱気になる。
あらゆる努力がむなしいような気がする。 自分の夢は永遠に実現されないのではないか。
自分の仕事は完成するまでに永遠の時聞がかかるのではないかという気がして、滅入ってしまう。

メモ

時間的変化

 

●正位置
不可能と思えた状況に光が射す。
制約がとり払われる。 たくさんの仕事をやり遂げなければならなくなりそう。私的にも公的にも次の展開ステージが始まりつつある。
これまでのものと新しいことを同時にやらなければならなくなる。

 

●逆位置
長い曲がった道がえんえんとつづく予感がする。 短期決戦は望めず長期化しそう。